スパムリンクとは?検索順位が下がる原因と対策をわかりやすく解説

2025年07月11日
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自分では身に覚えがないのに、突然サイトに大量の被リンクが発生する──そんな時に疑うべきが「スパムリンク」です。
Googleはたいていのスパムリンクを自動で無視しますが、状況によっては順位低下の要因となることもあり、早期の確認と対処が重要です。
この記事では、スパムリンクの仕組み・よくある原因・具体的な確認方法(Search Console / Ahrefs)・対策手順(リンク否認)を体系的に解説します。

スパムリンクとは?

スパムリンクとは、 自分のサイトのURLが他のサイトに貼られるリンクのうち、Googleのガイドラインに反する不自然・悪質なリンクのことです。

▼スパムリンクの例

  • 質の低い・無関係なサイトからのリンク
  • 自動生成されたリンク集に貼られたリンク
  • ブラックSEO業者によるリンク購入
  • アンカーテキストに不自然なキーワードが含まれるリンク

被リンクは本来、SEO効果が期待できるものですが、不自然なリンクを大量に受けると逆効果になり、順位が下がることもあります。

基本的にはそういった被リンクは、Google側でも無視してくれるので問題ありませんが、短期間に大量発生した場合や、手動ペナルティが発生した場合には要注意です。

スパムリンクが検索順位に与える影響

スパムリンクが多いサイトは、Googleの評価基準で「信頼できないサイト」と判断されてしまいます。
こうした判断を受けてしまうと、検索順位の急落やインデックスの削除等が行われてしまう事もあります。

▼想定される影響

  • 検索順位の急落:Googleのアルゴリズムや手動ペナルティにより、上位表示から圏外へ飛ばされる
  • インデックスの削除や制限:サイト自体が検索結果に表示されなくなる
  • ブランドイメージの低下:ユーザーや取引先に悪い印象を与える可能性あり

なぜスパムリンクが発生するのか?

スパムリンクの発生にはいろいろなものがありますが、今回は代表的な3つをまとめました。

ライバルサイトによる「ネガティブSEO攻撃」

競合サイトやブラックSEO業者が悪意を持って、わざとスパムリンクを貼ることがあります。
Googleから「不自然なリンクが多い」と判断されて、順位を下げられるように仕向ける手口です。

ただ、Google側である程度判別できるため、ネガティブSEOで順位が下がることは珍しいので、通常は「自然リンクが育っていないこと」や「コンテンツの質」の方が順位低下の主因となります。

無知によるもの(悪気のないスパム)

Web初心者が「とにかくたくさんリンク貼ればいい」と思って、関係ない場所にURLを大量に貼ってしまうケースです。
本人に悪意はなくても、Googleからはスパムと判断されてしまいます。

自動ツール・スクリプトの悪用

一部のツールやAIスパムボットが、ネット上に無差別にリンクをばらまくように設計されています。
フォーラム、コメント欄、ブログ記事などに自動でリンクを貼ってまわる為、こちらもGoogleからスパムと判断されてしまうことがあります。

スパムリンクを確認する方法3選

スパムリンクの発生について解説しましたが、実際に自分のサイトがスパムリンクになってしまっているのかわかりませんよね。

ツールを使えば簡単に自分のサイトの被リンクを確認することができます。

Google Search Consoleを活用する

Googleサーチコンソール(GSC)を利用すると、サイトに向けられたリンクの一覧を確認できます。
「リンク」>「外部リンク」から、自分のサイトにどんなサイトからリンクが貼られているかを調べましょう。
「上位のリンク元サイト」から不審なドメインや大量のリンクが見つかればスパムリンクの可能性があります。

▼サーチコンソールはコチラから

https://search.google.com/search-console/about?hl=ja

Googleサーチコンソール

Ahrefsを利用する

Ahrefs(エイチレフス)は、世界中のWebサイトのリンク情報(被リンクやキーワードなど)を調べられるSEO分析ツールです。
被リンクを調べたいサイトのURLかドメインを入力するだけで確認できます。

▼Ahrefsはコチラから

https://ahrefs.com/ja/backlink-checker

Ahrefs

hanasakigani.jpを利用する

hanasakigani.jp(はなさきがに)は、被リンクの数・種類・元サイトの情報をチェックできる国産のSEO分析ツールです。
こちらも自分のサイトURLを入力するだけで被リンクを確認できます。ただし、1日3回までの検索制限があるので注意です。

▼hanasakigani.jpはコチラから

https://hanasakigani.jp

hanasakigani.jp

Google Search Consoleと他ツールで調べた被リンク数が違うのは何故?

結論からいうと、Googleは「無視しているリンク」を表示しておらず、Ahrefsは「観測したリンク」をすべて表示する為です。

Googleは以下のような方針を明言しています。

Googleはほとんどの場合、スパムリンクを検出し、無視することができます。

https://support.google.com/webmasters/thread/233409476/how-to-remove-spam-backlinks-in-my-site?hl=en&utm_source=chatgpt.com

つまり、スパムリンクはそもそもGoogle評価対象にしていない為「評価対象外のリンク」はSearch Consoleには表示しないで無視している、という事になります。

Ahrefs等の外部ツールはGoogleとは違い、独自のロボット(クローラー)で世界中のWebサイトをチェックして見つけたリンクをすべて記録して表示しています。
そのため、スパムリンクとしてGoogleが無視しているリンクもすべて表示されることになります。

  • Ahrefsに表示されていても、それがGoogleにとって大事なリンクとは限らない
  • スパムリンクを見ても、慌てずにまずはGoogle Search Consoleの情報を確認するのが大切

スパムリンクへの具体的な対策

問題リンクの削除依頼

まずは、リンク元のサイト管理者に削除依頼を出すのが基本です。ただし、問題のあるリンク元サイトに連絡先が書いていなかったり、連絡できても応じてもらえないケースも多いのが現実です。

リンク否認(Disavow)ツールの使用

削除依頼が難しい場合は、「リンク否認ツール」を使って、評価対象から除外しましょう。
「リンク否認(Disavow)=“このリンクは無視してください”とGoogleに伝える機能です。
Googleは「リンク否認ツール」を提供しており、悪質なリンクをGoogleに無視してもらうように申請が可能です。これにより悪質リンクの影響を軽減できます。
ただし、無闇にリンク否認しすぎると自然リンクまで失うリスクがあるので「明らかなスパム」だけを選ぶように気をつけましょう。

また、繰り返しになりますがこれは最終手段です。

Google Search Consoleにてスパムリンクが確認できたり、手動ペナルティがあった場合にのみ検討してください。

▼リンク否認が必要な判断基準

状況対応の目安
サーチコンソールに出ていない基本無視してOK(Googleは無効化済みの可能性が高い)
サチコに表示&順位下落が同時に発生リンク否認を検討すべき
Ahrefsで大量のスパムリンクが短期で急増安全対策でリンク否認するのは有効なことも
SEO業者に外注の履歴があるリンク否認が必須の可能性あり

リンク否認の手順

Search Consoleで被リンクの確認をする
「リンク」>「外部リンク」から「上位のリンク元サイト」を確認してスパムリンクと思われるサイトのドメインを控えておきます。
https://search.google.com/search-console/about?hl=ja

否認用ファイル(.txt)を作成する
以下のようなテキストファイルをUTF-8形式になっていることを確認して作成します。
ファイル名は何でもOKなので、分かりやすい名前にしておきましょう。(例:disavow.txt)
否認したいリンクが張られているドメインを「domain:ここにドメイン」、もしくは特定のURLはそのまま記述します。

ファイルをアップロードする
否認ツールにアクセスして、スパムリンクを受けているサイトのドメインを選択し、作成した.txtファイルをアップロードします。
https://search.google.com/search-console/disavow-links

これでリンク否認の操作は完了です。

リンク否認は即時反映されず、Googleが数週間〜数ヶ月かけて判断しますので気長に待ちましょう。
結果はSearch Consoleの「セキュリティと手動による対策」レポートなどに反映される可能性があります。

今後スパムリンクを防ぐには?

自分のサイトを「信頼性の高い構造」にしておく

対策内容
HTTPSを導入SSL化されたサイトは信頼性が高く、スパムに狙われにくくなります
高品質なコンテンツを作る有益な情報があるサイトは、自然なリンクが増え、スパムの影響を受けにくくなる
定期的に更新するアクティブなサイトは検索エンジンの評価も安定しやすく、怪しいリンクの影響も薄まる

Search Console で定期的に被リンクチェック

Google Search Console > リンクの項目で、自分のサイトに貼られているリンクを確認できます。
明らかに不審なドメイン(例:無関係な外国語サイトやギャンブル系など)があれば、記録・リンク否認対応をしておきましょう。

リンク購入・ブラックSEO業者を利用しない

安価なSEO代行などの中には、スパムリンクを大量生成する手法を使っている場合があります。
業者に任せるときは「自然な被リンク戦略であるか」を必ず確認するようにしましょう。

まとめ

スパムリンクは、検索順位が下がったりペナルティを受けたりする原因になります。
だからこそ、サーチコンソールなどで定期的にリンクをチェックし、怪しいものは早めに対処することが大切です。
リンク否認ツールの使い方を覚えておけば、いざというときも安心。
ふだんからサイトを丁寧に運営することが、強くて信頼されるサイトづくりにつながります。
本記事を参考に、スパムリンク対策を実践し、健全で強いウェブサイトを目指しましょう!

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